卵子ドナーになることに関してのよくあるご質問

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AEDの卵子提供者になるには、20才から29才までの健康なアジア系の女性でなければなりません。 また、予定に柔軟性があり、プロセスの最後の2週間に必要とされる通院(通常は早朝7時~9時)ができることも求められます。
AEDは、アジア系卵子提供者専門の適合サービスを運営しています。 現在、当エージェンシーは、全米の60を超える不妊治療院と提携し、アジア系卵子提供者の適合サービスを必要とする不妊治療院から、何百もの受容者ご夫妻の照会を受けています。ほとんどの提供者は、数日から数週間以内にエージェンシーにて適合が行われます。
AEDでは、日本人の提供応募者をお手伝いする日本語を話す専任スタッフがお待ちしています。登録後、AEDの日本人提供者担当マネージャーから登録者にご連絡を差し上げて、応募プロセス全般に渡ってお手伝いし、質問や懸念などにもお答えします。この提供者担当マネージャーは、提供応募者の情報更新を随時行い、情報の正確性を確保する責任も負っています。
米国生殖医学会(ASRM)のガイドラインでは、「卵母細胞の提供者が受け取る厳密な金額について合意されるものはありませんが、現在のところ$5,000以上の場合はその正当な理由が必要とされ、$10,000を上回ることは適切ではない」とされています。当エージェンシーは、受容者の負担を抑えると同時に提供者に適切な謝礼を支払うため、最初の周期につき、$6,000~$7,000の謝礼を推奨しています。
当エージェンシーは、最初のスクリーニング検査(日帰り)とプロセスの最後にあたる最終週の採卵のため、提供者に受容者のクリニックまで旅行していただく手配をします。採卵に行かれる際は、責任ある成人の同伴者をお連れいただくこともできます。 受容者は、卵子提供の結果として発生する提供者の旅費のすべてを負担し、これには同伴者の旅費と毎日の食事手当てが含まれます。
提供者は2~3か月の期間中に8~10回の診療・検査に出向く必要があります。 提供者は、約2週間ホルモン注射を毎日自分で打ち、卵巣を刺激して卵子の成長を促します。このプロセス中は、医師が経膣的超音波検査と血中ホルモン検査を通して、提供者を詳しくモニターします。卵子が「成熟する」と、提供者の卵巣から卵子を採取する採取日を予定します。この採取は、外来で、鎮静状態の下で行われ、無痛です。
卵子提供はここ30年ほど行われており、この方法で何百万人もの赤ちゃんが生まれています。すべての医療処置にはリスクがつきものです。 しかしながら、卵子採取は低リスク低侵襲の手術であると考えられており、現在、重度合併症の発症率は1%未満です。採取された卵子は、当月の排卵周期から採取され、それらの卵子は身体によっていずれ破棄されるはずのものであるため、卵子提供が提供者の将来の受胎能力に影響を与えることはありません。ですから、提供者の将来の卵子は安全であり、その後の妊娠に何ら問題はないはずです。
術後は、軽度の痙攣性腹痛や生理痛のような不快感を感じることがありますので、当日はゆっくりと休むことをお勧めします。ほとんどの提供者は、翌日から仕事や学校へ戻っています。
はい。提供者は病院の処方に従って経口避妊薬を飲む必要があります。
はい。卵子は提供者の卵巣で作られ、そこから直接採取されるため、輸卵管は関与しません。
いいえ。女性は、出生時から卵巣に何百万もの卵子を持っています。 通常の排卵周期中に、女性の卵巣では多数の卵胞が育ちますが、 そのうちの1つのみが卵子として成熟して排卵され、残りの卵胞は放棄されて女性の体内へと吸収されます。 卵子の提供によって、これらの卵胞が成熟に向けて刺激を受けます。ほとんどの提供者からは、提供サイクルごとに10個から20個の卵子を採取します。
いいえ。卵子提供プロセスは、提供者の将来の受胎能力に影響を与えません。
ほとんどの提供(95%)は匿名で行われ、提供者と受容者は直接連絡を取り合いません。 当エージェンシーがすべての手配を行います。 ただし、提供者と受容者の双方が面会を望んだ場合は、そのように手配することも可能です。 面会することによって、採取後に両者が関係を持ち続ける義務が発生することはありません。これは受容者が提供者の人柄をよりよく理解し、提供者のプロフィールからは分からないことについて質問する機会となります。このような面会にはクリニックのカウンセラーまたはエージェンシーのスタッフが同席することができ、提供者はファーストネームのみを使用します、提供者によっては、ニックネームを選択することも可能です。
ほとんどの卵子提供は匿名で行われるため、受容者のご夫妻は、提供者の名前や連絡先などの個人情報を知ることができません。 知ることができるのは、提供者のプロフィールから分かる提供者の特徴についてのみです。しかしながら、生まれた子供が提供者を探すことを希望し、その両親と提供者本人が同意した場合は、子供が成人年齢の18才に達するまで待つことが推奨されています。
主なリスクとして「卵巣過剰刺激症候群」と呼ばれるものがあります。 これは比較的稀です(体外受精の場合で1~3%)。医師による注意深いモニタリングによって、この可能性を回避します。症状としては、体重の増加と極度の腹部膨張感などがあります。また、他の手術と同様に、感染症のリスクもあり、これを回避するために,大抵は抗生物質の投与が行われます。最後に知っておいていただきたいのは、卵子採取の時期になると提供者の体は非常に受胎しやすくなることです。ですから、望まない妊娠を避けるために性交渉を控える必要があります。
ほとんどの診療・検査はご自宅近くのクリニックで早朝(午前7時~9時)に行われ、できるだけ提供者の予定に支障が出ないように配慮されます。提供者はすべてのプロセスを完了するにあたり、8回~12回ほどクリニックに通う必要があります。そして、卵子の採取手術には、丸一日を空けておく必要があります。 このような通院をするために、提供者がその予約を入れて実際に出向くにあたって必要とされる責任の重大さを認識することは非常に重要です。提供を希望する方は、卵子提供があなたご自身と仕事、学校、個人の予定などを考慮した場合に可能なのかを率直に見て、注意深く熟考してください。
2~3か月の間隔を空けて6回まで提供することができます。
はい。アジア系または部分的にアジア系の背景を持つすべての提供者を受け付けています。実際、最近の受容者ご夫妻の間では、多文化の民族的背景を持ったアジア系提供者への関心がとても高まっています。
当エージェンシーは、提供者がその連絡先と、卵子の採取から18年後までの新しい医学的な問題について、当エージェンシーに情報を提供することを義務付けています。提供者がそのような新しい問題を開示するまで、受胎した子供の母方の病歴は、子供にとって謎のままとなり、その子供の人生が複雑になるということを、どうかご記憶ください。